高木康政(ル・パティシエタカギ)
高木康政は、1966年生まれ、東京出身のパティシエです。小学校4年生のときに、マドレーヌをつくり、それをきっかけにパティシエを目指します。調理師学校で有名な辻調理師学校に行き、その後フランスに行き、研修してきます。
帰国後、「マルメゾン」「ホテル西洋銀座」で修行をうみ、再度フランスへ。26歳のときに、「ガストロノミック アルバジョン」で最年少優勝を獲得します。4年間修業したのち、日本に帰国し「レ・サヴール」で働いたのち、2000年に「ル パティシエ タカギ」をオープンします。2002年には、「ル ショコラティエ タカギ」をオープンしました。
「ル パティシエ タカギ」「ル ショコラティエ タカギ」は東京・横浜を中心に全6店舗あります。ケーキはもちろんのこと、チョコレートを扱っています。
チョコレートは高木康政にとって、とてもこだわっている食材です。チョコレートは、カカオ豆の中の種から作られます。高木自ら海外に行きカカオ豆を探してくるそうです。チョコレートは、カカオ豆の種類、焙煎方法、製造方法によって、味や風味が異なってきます。
チョコレートを知り尽くし、意外なチョコレートを作っているの人が、高木康政ではないのでしょうか。日本のチョコレートは「甘い」「苦い」のチョコレートがほとんどです。しかし、高木康政が作るチョコレートは「酸っぱいチョコレート」なのです。チョコレートはカカオの割合によって味が異なってきます。配分を変えるだけで、色々な味のチョコレートが作れるのです。
他にも、「スパイシーなチョコレート」を作るためにチリペッパーを使ったり、「香りがあるチョコレート」を作るためにバラの香りを使ったりと、斬新なアイデアで、日本に新しいチョコレートを提供しているのです。
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