パティシエを目指す人
パティシエというと、美味しいお菓子に囲まれては、華やかな職業の様子を思い浮かべますが、実際は、大変な部分も多い職業です。パティシエは、長時間立っての仕事や、材料など重いものを運んだりします。また、お休みも少ないので、体力が必要な職業です。
また、修行の段階ですと、給料はとても安く、拘束時間もとても長くなります。パティシエの世界も職人の世界ですので、やはり上下関係もありますし、最初のうちは思ったような仕事ができない場合もありますので、パティシエを目指すのでしたら、厳しい世界に入ることの覚悟が必要です。
パティシエを目指す人は、好奇心や、柔軟性、発想力などがあったほうがいいでしょう。自分でお菓子を作るようになりましたら、新しいお菓子を色々考えていかなくてはいけないでしょう。また、意外性のある食材を取り入れたりしたり、頭の柔らかさが必要になってくるでしょう。何よりも大切なことは、目標を決め、それに向かって実践することです。たとえば、「3年うちに、すべての仕事ができるようになる」などの目標を決めれば、やる気も出てくるでしょう。
パティシエになるためには、色々なお菓子を食べることはもちろん、旬の食材を食べたり、自然の味を知ることが大切になります。色々なお菓子屋を回って、どのようなものを置いているのか、どのような食材を使っているのかなど研究することも大切です。
お菓子の世界は、どんどん新しいものが出てきています。「これでいいのだ。」と決めつけずに、探究心を忘れずにいくことも大切です。
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